中年パワーリフター日記

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zoom RSS 県大会終了

<<   作成日時 : 2012/11/05 17:07   >>

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扉から外の世界をうかがう、アル。
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まずは、お気に入りの椅子の下へ。
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お尻が引けているから、こんな格好になってしまう。

椅子の下は安心な場所らしい。
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県大会終了

神奈川県ノーギアパワーリフティング選手権大会が終わった。
11月3日、松田町立体育館で開催された。


試合前のハプニング

ピーキングで問題が発覚したものの、修正でき、
また大腿内転筋も何とかもちそうだったので、
あとは身体を休めて、試合を待つばかり。
当初の400kgの目標を420kgに上方修正、
あわよくば、9試技成功、430kgも狙う。

ところが、2日前の0時過ぎ、突然の嘔吐、下痢。
食あたりらしいが、これほど激しいのは、馬刺しに当たった時以来。
朝まで吐き、下痢が続いた。
普通なら当然、仕事は病欠。
しかし、職業柄休むことはできない。
代わってくれる人もいない。

絶飲食で(水でも吐くから)点滴をしながらの仕事になった。
座位での仕事でよかった。
でも、座っているだけでつらい。
紙一枚持ち上げるだけでつらい状況。
患者様に、「お大事に」と言われる始末
(もう何年ものお付き合いだから)。

水が飲めるようになったのが、その日の午後。
夜には、お粥を少し。

次の日、つまり試合前日は、水分とお粥。
下痢はピーピーで、30分ごと。
夕食に鶏肉を何とか食べた。

試合当日、吐き気はないしパスタも食べられる。
でも水様便は続いている。
とりあえず試合会場までは行ける。
しかし。
約24時間、まともに食べられなかったから、
力はがくんと落ちているはず。
だって、その24時間、ブドウ糖は筋肉を分解して作られたはず。

経験的に、このような消耗性疾患の後は、
5〜10kgぐらい力が落ちる。
試合に出ても、まともな成績が出せるとは思えない。
棄権して休んでいた方が、楽。

しかし。
確かに力は落ちているが、どれだけ落ちるものか、
客観的に評価するには、良い機会。
棄権したら、何もわからない。
失格になってもいいから、やってみよう。

朝の検量では、76.3kg。
いつもなら絶食で行くところだが、今回はだめだ。
パスタを食べて水分も取った。

とても寒い日だし、たぶん会場も寒いだろうから(大当たり)、
防寒具も必要だ。
荷物がいつもの倍になった。
山用の40リットルザックに、ハイドレーションシステムを装着、
暖かい紅茶を入れたポッド、試合用のグッズなどを入れたら、
パンパンになった。
重量は何と9kg。

パンパンの山用40リットルザックを、町用の恰好で背負い、
途中でトイレに何度も行きながら、
また9kgのザックでふらふらしながら、
松田の体育館までたどり着いた。


開会式から検量、アップ

驚いたことに時間通りに開会式が始まった。
その後1時間待って受付、検量。

76.45kgだった。
絶飲食していたら、74kgを割って失格するところだった。

先に始まったベンチプレス大会。
予想通り、いつも通り、進行が遅れている。

読者のTさんに会えた。
4年前、初出場で足を骨折、でもデッドリフトをやりきったTさん。
正直なところ、初試合で骨折したから、もう辞めてしまうのでは?
そう思っていた。
しかし、その後毎年出場し続けているという。
Tさんはすごい人だった。

アップ場にいくと、ベンチ仕様のまま。
自分たちで、スクワット用に変更しなくてはならない。
スタッフの手が足りないからしょうがない。
これは、4年前と同じ。

しかし!!
ベンチプレスの試技が終わりかけているのに、
何故か、ベンチプレスをやっている人が多数。
どうやら、トレーニングしているらしい。
これは、アップのための器具であることを知らない人。
パワーのアップが始まるから、明け渡してほしい、というと、
「もう一セット」とトレーニングをして譲らない。
これ程、自分勝手な人は、4年前にはいなかった。
すでに20人以上列をなしているパワーの選手は、
皆、あきれて見ていた。

やっとスクワットのアップができると思ったら、
重りの付け替えや、ラックの高さ調節など、やろうとしない人が多い。
以前は、セコンドの人がやってくれたり、
選手同士でも、お互いにサポートしていた。
今年もそういうセコンド、選手もいたが、
知らん顔の人も多かった。
しょうがないので、私と何人かがボランティアでやっていたら、
「やってもらって当然」という人が何人もいる。
そういう人に限って自分の順番になってから、
リストラップを巻き始めたり、他の人の時間を無駄にする。
たぶん、普段、恵まれた環境でトレーニングしているのでしょう。

パワーの開始時間は二転三転。
結局1時間半近く遅れた。

初めの開始時間を信じた人は、身体が冷えたと思う。
何しろ、寒い体育館、ふきっさらしだし。
アナウンスがあった時間から30分以上遅れているから。

私は、皆さんが終わった後、ゆっくりアップして、
それでも時間を持て余した。
常連のS.C.さんも、同じ作戦(というより大物)。


伊佐川選手

ふと後ろを見たら、JPAの販売所があった。
その売り子さんは、、、何と!伊佐川選手ではないか。
手を良く洗って、歩みより、
伊佐川選手に憧れてパワーリフティングを始めたこと、
ブランク後の復帰戦であることなどを話し、握手をしてもらった。
有名人と握手をしたのは、子供のころ仮面ライダーと握手をして以来。

とても感激した。


スクワット

第一試技申請は、アップの前に、予定通りの125kgで申請してあった。
普段なら、かなり余裕の重量。
ブランク後の一発目だから、取りこぼしのないよう、余裕の重量。
しかし、アップしたら、120kgがきつい。
重量変更しようかと思ったが、ここで弱気になったら飲まれる、
後で後悔すると、そのままとした。

私のA面には、なんと浅間先生がバーの管理責任者。
それだけで安心できた。

第一試技のコールがあって、担ぐ。
重い。
切り返しでの、力と腹圧、心にずれが出て、
挙げが苦しい、スティッキングで止まりそうになる。
何とか挙げたが、絶望的な状況。
2日前の胃腸炎は、10kg以上の力を奪ったのか。

第二試技の申請は、予定通り130kg。
調子が悪いから、127.5kgと刻んでいく方が安全。
でも、このままでは、127.5kgだって挙がらない。
どうせなら、初心貫徹、半ばやけくそのプラス5kg申請。

このことで心の迷いが消えた。
そして考えてみると、担ぐ前の呼吸をちゃんとやってなかった。
いつもやっている、3呼吸でだんだんに腹圧を上げていく、
それをやっていなかった。
それに気づいたのが、第二試技の「バーズ・ローデッド」のコールの時。

ガツンと肩を入れて、3呼吸で腹圧を目一杯、担ぐ。
重い。
スタンスを見極めて、顔を上げて主審をにらむ。
「スクワット!」の合図に自然に反応。
自分でも十分な深さ、切り返しもばっちり。
余裕はないが挙がった。
浅間先生に、「さっきよりずっといい!」と褒められた。

こうなったら、第三は、135kg。
練習では触ったことがない。
しかし、行くしかない。
ピーキング前の絶好調の時のmaxの計算式では挙がるはず。
でも、ヘロヘロの今、挙がるかどうか?

コールがかかって担ぐ。
切り返しもばっちり。
挙げで、減速して粘って、それでも挙げきる。
三試技成功!


どこか病気に負けていた心が、変わり、
ついでに下痢もピタリと止まった。


ベンチプレス

アップすると、もう疲れが出ている。
やはり消耗性疾患の直後は持久力に問題がある。
アップしていくと、110kgが重くて、止め、挙げがやっとだ。
でも、初心貫徹。

第一試技は、107.5kg。
きっちり挙げたが、胸に力をためて開き、
胸を締める意識ができていない。
足が滑る(注)。
ブリッジが低い。

注:
 帰ってから靴底をみてびっくり。
 6年使ったウエイトリフティングシューズの底は、
 つるつるになっていた。
 底を縫い付けてある糸もあらかたないのだ。
 試合後、新しいシューズをオーダーしたのは言うまでもない。

第二試技は、112.5kg。
足裏を念入りに雑巾で擦って、今度はきっちりブリッジを決める。
重い。
挙げで減速した時、弱い自分が顔を出す。
尻から荷重が抜けたが、抑え込んだ。
もちろん、白3つ。

第三試技は、115kg。
いつも通り、準備して、ラックアウト。
重い。
でも自分を信じて下す。
胸に着いた時、これは挙がらないかも?と思う。
プレスで胸を締める。
スティッキング上で止まりそうになる。
無意識に肘伸ばし。
粘って、粘って、押し切った。
観衆の声が良く聞こえた。

4年前なら、挙げきれないところだった。
これはひとえに、ライイングトライセプスエクステンションによる効果。

三試技成功!
フォームもばっちり。


デッドリフト

いつも。
デッドリフトのアップは他の種目以上に早く終わってしまう。
それに、ベンチ台→スクワットラック→ベンチ台の変更の作業で、
かなり疲れた。
デッドの用意ぐらい誰かやってちょ。
というわけで遅れ気味に、アップ場に行くと、
思惑通り、誰かがデッドリフトに変更してくれていた。
でも、長蛇の列だから、のんびりアップ開始。

良く見るスタッフ=どこかのコーチが、
「ベンチプレスが好調な時は、デッドリフトに注意、
同じ背中の筋肉を使うから」と言っていた。
勉強になった。

アップでは重かったが、どうしようもない。


さて第一試技は、170kg。
引き始めると重い。
心の準備が足りないのだ。
それでもきっちり引く。
成功。

その後の第一試技を見ると、赤判定が続出していた。
膝が伸びきらないうちに後傾して、あおりを取られる人、
反対に肩の返りが不十分な人。
普段、しっかりとしたフォームを意識していないとこうなる。

一人ハイソックスを履いていないからと、
入場もできず、結局1分間ルール
(バーズ・ローデッドからスタートまで1分以内でないと失格)で、
第一試技を落としてしまった選手がいた。
こういう点は、厳しい。
市民大会での力比べとは違って、
これは公認の選手権大会なのだ。
その人は、その場でハイソックスを買って、何とか失格は免れた。


第二試技は、175kg。
練習でも引いている重量だ。
心の準備をして引く。
成功。
まだ余裕を感じる。
ここまで来たら、行くしかない。

第三試技は、180kg、自己ベストタイだ。
練習ではファーストプルでだめだった重量。
心と根性を決めて、引く。
ファーストプルが何秒もかかった気もするが、
実際には1秒未満。
ファーストさえ引けば、がんばっていれば、挙がる。
私は、あおるような練習をしていないから、癖になっていない。
ギリギリで引き切った。

9試技成功、パーフェクト。
思わず、主審ではなく、浅間先生に「ありがとうございました」。
浅間先生も喜んでくれている気がした。


試技が終わって

終わってみれば、当初の予定通り、それをパーフェクトだった。
SQ: 135kg, BP: 115kg, DL: 180kg, total: 430kg.
決して楽なパーフェクトではない。
三種ともギリギリのギリギリでたたき出した記録。
もし、病気がなかったら、余裕でできただろうけれど。

4年前のベスト記録には、10kg及ばなかったが、
その後のブランク、2回の大腿内転筋断裂を考えると、
自分なりに納得している。
大腿内転筋断裂後から10か月で、30kg前進した。

最も進歩した時ですら、年に20kgが最大の進歩であった。
それ以上の進歩を、老いた身体で達成したのには、
一見無意味な、報われない裾野のトレーニングが
不可欠であった。
逆に、この裾野があればこそ、
最悪の体調にも負けることはなかった。



この3,4年、そして今年の教訓は、
この歳で、記録を伸ばすなら、尋常なトレーニングではダメだ。
かといって、高重量を扱うばかりでは、内転筋がもたない。
重量差が少ないサイクルで、じりじりと重量を上げていく、
そんなサイクルトレーニングが必要だ。
そして、補助トレーニングで徹底的に追い込む。
ビルダーのS氏も驚かすような追い込みも必要だ。

そして、1年後は、450kgを目指す。


ちなみに順位は、83kg級でびりだと思う。
何しろ、6位の選手が500kg以上挙げているから、
今年は、4年前のレベルとは全く違う。
でも、順位ではなく、自分の記録のために闘い続ける。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お疲れ様でした。Tです。
お久しぶりに会えて嬉しかったです。また試合場でお会いしましょう。
ST
2012/11/05 23:06
T様コメントありがとうございました。また、来年お会いできるように頑張ります。よろしくお願いします。
JH
2012/11/06 10:47

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