中年パワーリフター日記

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zoom RSS 試合詳報:スクワット編

<<   作成日時 : 2009/04/27 14:06   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

一昨日の雨はどこへやら、よく晴れた朝。
海老名の西口は、いつもながらにとても田舎。
画像
すがすがしい気分。
青空に、雲が浮いている。
斉藤和義さんの、「歩いて帰ろう」(注)が頭の中で回る。

注:10年ちょっと前かな?ポンキッキで流されていた。
  そのころの思い出が強いせいか、とても心に残っている。
  最近、つるの剛士さんがカバーして、テレビで見た。
  それで思い出して、ついダウンロードしてしまった。
  「頼みもしないのに、同じような朝がくる」などの歌詞に
  何だかとても、同感できる。

朝起きてすぐの検量では、81.8kg。大丈夫だ。
軽くパンを食べて、クレアチン飲んで出発。

相鉄の海老名駅から、20分以上歩いて、ようやく会場に着いた。

受付開始30分前に到着。
役員の方々と、会場設定のスタッフだけが、会場入りしている。
一般の選手としては、私が一番乗り。

計画どおり、すぐにアップ場に向かい、ストレッチを開始。
バーを担いで、担ぎのストレッチ。
さらにバーだけでのスクワット10発。ジーパンのまま、やってしまう。
何だか身体がふわふわしている。
すでに試合の緊張に飲まれているのか?

スタッフの皆さんは、不思議な顔で、私を見ている。
「何だ?こいつ。こんな時間にジーパンでアップしている?」
当然だと思う。
でも、私の場合の特殊な事情(担ぎだけのストレッチが必要)と、
第一グループのアップの邪魔をしないための配慮を総合すると、
このような奇妙なことをやらねばならない。

ストレッチが終わって、受付まで15分。
少しずつ、一般選手が到着する。

「あと数分で受付を開始しますが、その前に役員集合」という
アナウンスが流れる。

なのに、何を勘違いしたのか、数名の選手が受付へ殺到。
しかも、受付の人も、受け付けしているではないか。
私も殺到。
だって早く検量して、おにぎり食べたいから。
のど乾いて、お腹すいてたまらん。

受付して、検量に行ったら空いている。
排尿するのも忘れて、すぐに検量してしまう。
81.2kg。クリア。
排尿してたら、81kg未満だったのに。
まあ、いいか。

コスチュームチェックは、長蛇の列。
フルギアだから、チェックするものがたくさん。
靴、スーパースーツ、ベンチシャツが複数なんて当然。
ニーラップを5本以上チェックに出す人がいる
(リッチだ!ニーラップ5本で3万円以上する)。

ニーラップの長さが2mを超えており、だめだしされる人もいる。
「自分でハサミで切ってね」と言われ、その場で切り始める。
当然、後ろは待ちまくり。

やはり使い込んだニーラップは伸びるものだ。
私の、伸びにくいアイアンラップだって、1年ですごく伸びた。
他のラップだったら、もっと伸びる。
事前に、長さをチェックしておかないと、大変だ。
ハサミで切っただけでは、端がバラけてしまう。
ミシンでかがらなくては、後で使えなくなる。
改めて、事前のラップチェックの重要性を認識した。

私の前の人になって、突然、
「82.5kg級以上は、12:15開始」
「だから、検量、コスチュームチェックは後で」などと言われた。
ええっ??それじゃ進行表と違うじゃん。
進行表では、11:15開始だから、今チェックしなくては、失格になる。
並んでいた人のほとんどが、82.5kg以上の選手。
だから、大混乱となる。

結局、本部に再度確認したら、進行表通りだった。
コスチュームチェックはそのまま続行となった。
「後で」と言われて、素直に従った選手にも声をかけあって、事なきを得た。
この誤った情報を信じていたら、失格になるところだった。
チームで来ている選手には、情報が伝達されやすいが、
個人参加場合、こんな時、情報不足になりやすい。
他の選手セコンドの動きに注意して、
ちょっとでも不審な動きがあったら、確かめていかないといけない。

選手カードに、第一試技重量、ラックの高さ、補助の有無等、記載し、
誓約書にサイン。カード提出。

すると、別に、首から下げるカードを渡される。
「これはセコンドが首にかけて、試技毎に出してください」と言われる。
へっ??セコンドがいない人はどうするんですか??
こんなもの首から下げて、試技できませんけど。

この首下げカードは、今年神奈川県で主催の全日本の予行演習のためとのこと。
全日本に出る人は、さすがに、セコンドなしって選手はいないか。


おにぎりを一気食い。スポーツドリンクをがぶ飲み。
他の選手も黙々と食べている。

K選手(注)が話しかけてきた。
私の名前も覚えてくれていたようだ。
K選手、今回もエレクトロシャツを着るらしいので、
エレクトロシャツについて教えてもらった。

注:昨年はほとんど同じ重量で金メダルを争った。
  しかし、彼の年は、私の半分以下。
  若さによる伸びの違いは明らか。
  しかも、彼は有名チームのホープ。
  彼は若いサラブレッド、私は中年駄馬。
  今年はかなわないだろうな。

エレクトロシャツって、腰から背中をサポートしてくれるらしい。
K選手にとっては、スクワットの時には必需品とのことだった。
ノーギア大会でも使用できる。
しかし、着るのにセコンドの助けを借りていた。
一人で着ることはできないのか??
いつか試してみたいものだ(Power Houseで9,450円だ)。

開会式、終了。
いきなり、第一グループの開始時刻が15分遅れるとアナウンス。


スクワット

アップ場は、時間遅延によってアップしなおしの第一グループと、
気の早い第二グループ(私、他数名)で、ごったがえす。

60kg、90kgいつもと変わらない。
しかし、ボトムで腹圧をかけるという意識が弱い。
前傾しやすい。
もっと真っ直ぐ下ろさなくてはだめだ。
意識を改めて120kg。
まずまずのフォーム。
ボトムの高さのコントロールも良い。

ビクターを着る。
ニーラップ4回巻きで、135kg。
とても良い感じ。深さも十分。軽い。

ニーラップ5回巻きで、145kg。
とても良い。
こりゃ、スクワット絶好調か??

他のチームのセコンドの人に指摘される。
「アップで、ニーラップ巻くんですか?」
まわりをみると、アップでニーラップ巻いている人はいない。
スーパースーツだけでアップしている。
よくバランスが崩れないものだ。

センチュリオンに着替える。
先週つめすぎて、失敗し、その後修正して、ぶっつけ本番。
着た感じは良い感じ。

ニーラップ6回巻きで、150kg。
少し浅いか??でも、軽い。
常連で同い年のO選手(注)からは、OKのサイン。
でも、O選手ってとても良い人だから、悪いことは言わない。
しっかり、下ろすことを何度も反すうする。
アップは終了。

注:数少ない「個人参加」の一人。
  私よりずっと前から試合に出続けている常連。
  もう、4回の試合で、顔を合わせているから、顔見知り。
  耳が不自由だが、明るさと人の良さから、
  いつも、他のチームのセコンドが手伝ってくれる。

練習で測ったアップ時間は、60kgから150kgまで、40分。
大会当日は、30分で終わった。
やはり第二グループは10名しかいないので(2名が棄権したので)、
アップがとてもスムーズにできたことと、
大会の緊張で焦ったことから、予定より早くアップが済んだのだ。
大会の時は、アップを焦りすぎることばかりだ。
自分のグループの試技が始まっても、アップしているほど、私は図太くない
(こちらがハラハラするほど、アップが遅い選手もいるが)。


いよいよ第二グループ試技開始。
トップか2番手になるかと思ったが、幸い4番手。
ちょうど、ラップ巻く時間がある。

トップの人(3人前)の「バーズ・ローデッド」で、ニーラップを巻き始める。
すると、直前の人のバーズ・ローデッドで準備完了。
ラップ巻くのが早すぎた!
試技一人分の時間を、ニーラップ巻いたまま、耐える。
左の下腿が痛くなってきた。

ようやく私の番。155kg。
担ぐと、後ろで補助してくれた、Aさん(注)が声をかけてくれる。
「ゆっくり下がって」「しっかり止まる」「しっかり下まで下ろして」
「下ろせば反発で上がってくるから大丈夫」など。
不思議と信頼できて、安心して第一試技をこなした。
少し浅いかと思ったが、白3つで成功。

注:パワーの世界では知らない人はいない程、有名な大御所。
  今回は、自ら補助をやっていた。
  全日本主催に向けた、準備だと思うが、
  あんなに偉い人なのに、補助につくなんて、頭が下がる。
  しかも、的確なアドバイス、かつ褒め上手。

終了直後、例の首から下げるカードを「すぐ出せ」と要求される。
「待ってください。セコンドはいないので、自分で取ってきます」と言い、
ニーラップもはずすこともままならず、カードを提出。

ふと見ると、K選手にはセコンドが3人ついて、
ニーラップを巻くわ、スーツを直すわ、カードや重量の打ち合わせをやるわ、
殿様状態。うらやましい。

なんて思って見ていたら、そのセコンドの一人が、
「ニーラップの予備がありますから、貸しましょうか?」と言ってくれた。
自分でニーラップ巻く姿に、同情してくれたらしい。
結局、丁寧に辞退させて頂いたが、
地方のパワーリフティングの大会ならではの、好意だった。
他人を蹴落とす競争ではない。お互いに良い成績を出し合うものなのだ
(全日本とか世界とかは、違う雰囲気なんだろうな)。

第二試技。160kg。
これは、練習でも挙げたことが1度ある。
今度は、2人前からニーラップ巻き始めて、それでも余裕でスタンバイ。

またもやAさんの的確なアドバイス。
しっかりしゃがめた感じあり。挙げは、少しつらくなってきたが、白3つ。
Aさんに、「いいフォームだ!」と褒めてもらってうれしくなる。

第三試技。165kg。
今まで、一度も触ったことのない重量。
しかも、160kgでつらかったから、挙がらないかもしれない。

しかし、ここで、またAさんのアドバイス。
「さっきのが、しっかり挙がったから、今回も絶対に挙がるよ」
「しっかり落として」「そこで、手でバーを押し上げて」など。
深さもばっちり、挙げも粘って、白3つで成功!!やった!

後で考えると、スクワットは絶好調だった。
それにAさんの、ささやきが助けてくれた。
本当にありがとうございました。
個人参加だから、今まで大会の場で、
アドバイスや励ましを受けたことは、たまにしかない。
指導者や仲間が会場にいて、アドバイスや声をかけてくれることは、
選手にとって、とても力強いことなのだと、実感した。

個人参加でも、4回目となると、知り合いも多くなり、
いろいろな人が、気を使ってくれる。
ありがたい。

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なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
3位入賞おめでとうございます!!
それにしても試合でSQ自己ベスト更新はすごいです。
高重量で体にかなり負担がかかっていると思うのでまずはゆっくり休んで下さい(^^)
KATO
2009/04/27 22:53
こんばんは。
秋には、パワーに参加しようと思っているので、参考になりました。
大会に参加して思ったのは、思うようにアップができないということです。
しかも、アップ場のラックは本番用と違いますし、他の人もどんどんアップしていきますし、理想的なアップは不可能に近いと感じました。
なので、普段から大会を想定して、効率よくアップすることをみにつける必要がありますよね。

今回ジムの会長と同ジムの人が2人いましたし、顔みしりも何人かいたので心強かったですが、個人参加だと大変ですね。
特に、フルギア参戦を一人でこなすとなると、2倍は疲れそうです。
尊敬します。

第2試技の報告も楽しみにしてます。

taatang
2009/04/27 23:57
KATO様コメント、応援ありがとうございました。
スクワットは、調子が良かったことと、
Aさんのアドバイスで精神的に安定したことが
ベスト更新につながったと思います。

今は身体中が痛いので、安静にしています。
JH
2009/04/28 07:24
taatang様、コメント、応援ありがとうございました。
大会でのアップは、見知らぬ人と、雑然とした順番で
やらなくてはならないので、とてもストレスですね。
特にグループの人数が多かったり、アップ器具が
少ないと、順番を待ちだけで大変です
(誰も仕切ってくれませんし)。
しかも、器材が違うし。
特にベンチ台は、普段の練習のものとも違いますし、
試技本番の台とも大きく違います
(神奈川県では、本番の台の方がやりやすい)。

私は、人見知りするのですが、開き直って、
積極的に声をかけるようにしています。
黙っていると、黙殺されますから。
自分から、「じゃあ次、○○kgでやらせて下さい」
と声を出してアピールします。
お互いに、良い記録を作ろうという意識が
共通していますので、声をかけあうと、
うまくいきます。

大会では、どうしてもアップも焦ってしまいがちです。焦らないためにも、普段のアップを大会と同じようにやって、時間を測っておく必要があります。
JH
2009/04/28 07:40

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