タニタの体組成計:RD-901

競技が体重別階級だから、体重管理は大切。
トレーニングの後には、必ず測定する。

しかし、水分量がまちまちであるから、
しっかりとした管理はできない。

試合直前になって、自宅の体重計に乗っても、
普段との相関が不明だから、
判断が難しい。

やはり厳密な体重管理のためには、
心不全の患者様の水分管理と同じく、
「起床後、排尿してから同じ体重計で
毎日測定し、その結果を毎日記載する」
という原則でやるしかない。


体水分量の管理

心不全、腎不全の患者様、
特に左心機能が重度低下の患者様や
透析患者様では、
体水分量の管理がとても重要である。


飲水量(外水分)を測っても、
食事の水分(内水分)は、正確にはわからない。
内水分に味噌汁を入れるか、
牛乳を入れるか、
じゃあ、ヨーグルトはどうなのか?
さらに、エンシュアは入れるのか?等、
人によって判断が異なる。
反面、内水分は普通の食事で、
1,000ml以上にもなる。

一方、汗の量、呼気の水分量(不感蒸泄)は、
普通は測定不能である。
体表面積(BSA)1m2あたり、700ml以上だから、
私の場合(BSA= 1.9-2.0m2)、1,200ml以上になる。
しかも、この不感蒸泄、
体温が1℃上がるにつれて、
この量はどんどん増える。

結局、外水分量を測ったり、尿量を測ったりしても、
わからないinとoutが多すぎて、意味がない。

給料の額もわからない、
支出額もわからないで、家計を管理するようなもの。

高齢者の場合、これに浮腫の量が変動する、
その影響もある。

家計で言えば、上記の管理不能に、
クレジット払いが毎月変わるのが加わるようなもの。
リボ払いってのは、体水分にはあまりない。

こんな場合は、結果を見れば一目瞭然。

「食べていない」と主張しても、
体重がどんどん増えているのなら、
摂取カロリー>消費カロリーである。

心不全、腎不全の患者様なら、
「水を飲んでいない」と言い張っても、
体重が1kg以上、3日連続で増えたら、
水分が貯留している可能性が高く、
症状がなくても、臨時受診が必要なのだ。

体重はいろいろなもので左右されるから、
「起床後、排尿後、同じ体重計」という条件でも、
1~2kgの変動はある(注)。

注:
 逆に、毎日同じ数字だったら、
 ちゃんと測っていない、証拠である。
 認知症の患者様では、
 明日や明後日まで記録されていることもある。

しかし、やはり体重は大切だ。
この基本はなおざりにされつつあるが、
末梢静脈圧や、皮静脈や皮膚の張り、
舌の乾燥の度合い、等々と同様、
いやそれ以上に体水分量の
有用な管理ツールである。
BNPや、もちろんNT-Pro BNPなんかより(注)、
ずっとあてになる指標だ。

注:
 体重測定も指導せず、
 末梢静脈圧も調べない、
 しかしBNPが上がると利尿剤を増やす、
 しかも腎機能が低下していたり、
 心房細動であったりしているのにもかかわらず。
 検査偏重と言われるのももっともである。
 検査しないと金にならないからかしらん?
 医療費抑制政策もある意味正しいと思う。
 それは、体水分量を管理しているのではなく、
 検査の数値を管理しているのだ。
 医療費抑制政策に反対している皆さん、
 体重や末梢静脈圧を診ていますか?
 BNPを測定して利尿剤を増減していませんか?


閑話休題。

タニタの体組成計

これまでの体重計もタニタ製。
体脂肪率だって測定できた。
筋肉量だの内臓脂肪だの、
数字にするには相関係数が低すぎるし、
体内年齢って、誰?こんないい加減な
指標を考えた医師は!

暦年齢があてにならないのは当然としても、
だからって、計測値を年齢平均と比べて、
「○○年齢は△△歳」って、
本質を見失っている。

じゃあ、買い替えなくていいじゃん、と妻。

でも、調べていくうちに、
今の体重計はとても格好良いとわかった。

そして、調べると、スマホと連動??

まあ、スマホには万歩計もついている今日。
電動歯ブラシも、Bluetoothでスマホと
連動する今日。
当たり前か。

うちはiPhoneだから、RD-901で良いのね。
アマゾンで販売していることを確認し、翌日。
何と、タイムセール対象となっていた。

黒の方が良いと思ったが、白しか対象ではなかった。

そりゃ、買いましたよ、お小遣いで。



良い習慣はできるだけ敷居を下げて


買ってみて、HealthPlanetを設定、
測定すると、スマホにデータが転送される。
面白い。
でもこんな面白さ程度では、すぐに飽きる。

朝起きて、トイレに行って、
iPhoneからアプリ:HealthPlanetを開くと、
勝手に体組成計もONになって、
ゼロ校正して、スマホには、
体組成計に乗れと出る。

そして測定、結果はスマホに保存される。

こりゃ、簡単だ。
体重計の前にカレンダーを設置して
そこに体重を書き込む、そんな手間は不要。
習慣化すれば、スマホを充電クレードルから外すのと
同レベルの自動化で、体重測定ができる。
それにエクセルなんかを使わずに、
勝手にグラフができてくる。

取説に記載の時間と状況とは違うが、
食事による影響をキャンセルするには、
起床後、排尿後が望ましいと思う。


良い習慣を身に付けるのはとても難しい。
文明の発達で、その敷居が下がれば、
簡単に良い習慣が身に付く。

まあ、もちろん大災害で電池がなくなるとか、
スマホが使えなくなったらなど、
電子機器への依存性が高まるけれど、
大災害の時は体重どころではないから、OK。

2週間以上測ってわかったことは、
休み(日月)は、前日に飲むし食べるせいか、
体重が上がり、勤務日(火~土)には、
どんどん下がる。

この傾向は妻も同じ。

そしてGW後でピークを迎えた体重は、
そのピークが徐々に下がっているのが
わかって、うれしい。


スマホ連動の電動歯ブラシはあまり興味がなかったが、
体重計、体組成計はとても便利である。


※タニタさん、何かくれませんか?

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