中年パワーリフター日記

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zoom RSS ロードスターRF: 4点式シートベルト装着編:追記あり。

<<   作成日時 : 2018/04/09 22:01   >>

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「違和感」の正体

画像
わかりにくいが、矢印の位置、
すなわちシートバックベゼルに、
3インチのベルトが巻き付いている。


シートの二律背反

前回に書いた、
「スピリット・オブ・ロードスター」のp.202には、
マツダの竹内さんのシートについての記載がある。
「肩のサポートは減らしてあります。
肩ががんじがらめだと運転席で身動きが
出来なくなり、長時間の運転で
疲労が溜まりやすいんです。」

みごとにその通りだと
慣らし運転1,200kmでの実感である。

ただでさえ、狭いロードスターの室内。
肩甲骨から上がかなりフリーになっているのは、
とてもありがたく、窮屈な感じが減っている。
疲労も確かに少ない。

しかし。
その開放感は、ホールド性の悪さに直結する。
もちろんシートの設計が良く、
骨盤のホールド性は高いのだが、
上体のホールド性はむしろ低い。
VSのようなナッパレザーでは、
摩擦が少ないからさらにホールド性は低い。

RSではなく、VSにしたのは、
ATが良かっただけでなく、
このナッパレザーも素敵だったためだから、
ホールド性は二律背反である。


エルボーブロックが困難

ま、RAVE4、プリウス、アクアだって、
シートのホールド性は低かったし、
職場のバモスなんて、ベンチシートの真っ平ら。

上体をホールドしなくてはならない横Gだと、
転倒の恐れがあるバモスは置いておいて、
上体をホールドするのには常識的なことが
必要となる。

アクアでも、プリウスでも、
右コーナーでは、フットレストで踏ん張り、
左膝をセンターコンソールに押し当てればいい。

左コーナーなら、右肘をドアアッパートリム
(ドアの内側の上縁)に突いて、
支えれば良い。
これは、ベストモータリング(だったと思う)で、
黒澤元治さんか、土屋圭市さんだかが、
「エルボーブロック」って言っていた方法。

注:
 ドアの内側にニーパッドを付けるって方法もあるが、
 乗り降りが大変。
 ロードスターは乗り降りが大変な車だから、
 全く不可能。
 また、アクセルは、右足の趾で操作するから、
 右足で踏ん張ることはできない。

アクアもプリウスもRAVE4だって、
Aクラスだって、エルボーブロックで済んだ。
ところがNDロードスターは、
ヒップポイントが低いのに、
ドアアッパートリムが高い。
上腕を水平近くまで持ち上げる必要がある。
これがまた、肩は凝るし、
上腕にも変な力が入るから疲れる。

ロードスターを買って、一番の問題点である。
この問題に比べれば、
狭さだの、トランクルームが狭いだの、
収納スペース極小であることだの、
大したことはない。

「通常の安全運転なら、そんな横Gは
かからない」と思う人がいるなら、
感じていないだけである。

東名高速の御殿場ー大井松田間は、
上りも下りも、制限速度で走っても、
かなりの横Gがかかる。

もちろん高速道路でハンドルを「切る」ことは
少ない。
通常は、力を入れるだけで済む。
切っても、舵角は少ない。

車体の横面が見えるような、
大きなヨーが発生するようなハンドリングは、
おつりをもらって、制御不能になるだけ。

ワンボックスとか、トラックとか、
ロールセンターが高い車で
ハンドルを「切って」走る車は、
ほとんどの場合、おつりをもらっている。
なのに気づいていないらしい。

たぶん、乗っている人の身体が、
シートから離れているか、
ずれているのに気づかないだけ。

そもそも、ラインなんて考えていないし。

首都高速や東名のコーナーを何度も走って、
右肩が凝るので、左コーナーが嫌いになった。
どうにかならないか??と思い続けた。

一番まともな解決方法は、
RS用のレカロのシートに替えることである。
でも、運転席だけレカロって・・・。
うーん、カッコ悪。


4点式シートベルト

昔乗っていたNAは、サーキットを走るために、
当然、本物のロールゲージを装着、
バケットシート、4点式シートベルトも付けていた
(肩用アイボルトも装着)。

バケットシートはホールド性は良かったが、
やはりサーキットでは
4点式シートベルトで固定しないとダメだった。
安物だったから、乗り心地は最低だった。

シートを変えずに、ホールド性を高める、
だったら、4点式シートベルトを付ければ良い。
そうすれば、普段は開放感のあるシート、
高速道路や、ターンパイクや
芦ノ湖スカイラインなどでは、
4点式シートベルトで
がっちり固定ができるのでは?

最大の問題点は、肩用ハーネス用の、
アイボルトの固定である。
後部座席がないから、すなわち、
シートの後ろの壁にアイボルトを
付けるしかない。

でも、穴は開けたくない。

サーキットには行かないし、
まして公式競技にも出たくない。

だって、ATで360度ターンって
普通無理でしょう?
クラッチが切れないATでも
パワースライドはできるだろうけれど、
サイド引いたら、壊れそう。
ジムカーナの一番の楽しみができない。

穴を開けずに、4点式シートベルトを付けるには・・・。

サーキットに行かないから、別に強度は必要ない。
体重の2倍まで支えられればいい。
純正の3点式シートベルトは、必ず装着する。
道交法違反は嫌だから。

悩むこと2週間。
アマゾンで、「シュロススナップオンクリップ用
FIA公認シートベルトブラケット」を見つけた。
これを2組組み合わせて、
左右2ずつのブラケットを作ればいい。
肩のベルトは、シートバックベゼルに巻き付けて、
負荷の方向を変えると同時に、
巻き付けた部分の摩擦で、
ブラケットを付けたシートレールのボルトの
負荷を減らす。

ただ、シートバックベゼルの中が空洞だったら、
折れるだろう。

しかし、調べてみると、
シートバックベゼルの中には、
金属のパイプが入っているようだ。
特にソフトトップでは、横転時、
ロールゲージとはいかないまでも、
乗員の頭部を保護する役割だろう。


組み付け

シートレールの後ろのボルトを緩めて、
L字に曲げた、上記シートベルトブラケットを
2つ挟み込んでとも締め。
1/2インチ穴と7/16穴を重ねることにより、
ブラケットの滑りを予防し、
また厚みも倍にならないようにした。

左のブラケット2個を組み付けたところ。
画像
センター側は、ハーネスを引っかけるため、
45度ひねってある。

右の2個に、右肩用ハーネス、
右腰用ハーネスを装着。
画像

しかしここで問題。
使用した、クスコのハーネス、
腰用の調節は、アンカーに近い場所で行う。
その部分が厚くなり、
センタートンネルとシートの間には
入らない。

何とかその隙間を通そうと考えた。

クライミング用のカラビナと
ドッグボーンの組み合わせを思いついた。
画像
小さな方のカラビナはDMMのA312
(クローズドゲート24kN=235kg重)、
大きなカラビナは、ブラックダイヤモンドの
Rocklock Screwgate Carabiner
(クローズドゲートはやはり24KN)、
ドッグボーンは、PETZL C40 S17
(22kN=215.6kg重)である。

大きなカラビナをアンカーと平行に
ベルトに通してある。
アンカーは不使用。

組み付けるとばっちりである。
画像

右肩ベルトは、
既存のシートベルトホルダーに通して、
ようやく完成!!
画像

普段邪魔になりそうに見えるが、
左右の肩ベルトは、シートの横から
後ろに隠せるし、
右の腰ベルトは、シートレール横に
隠せる。
バックルだけは、センターコンソールに
置くしかない。

ちなみにセンターコンソールに見える
薄茶色のものは、クマのティッシュケースである。

愛車の中で、もっとも格好悪いのが、
このクマティッシュだが、
これが肘掛けにちょうど良いし、
左腰ベルトとバックルを置くのにちょうど良い。


たぶん、この最後の写真は、
走り屋の人、それ系のショップの人、
もちろんレーシング界の人などから見れば、
「バカげている」と言われるだろう。

しかし、私にとっては、とても実用的、
かつ様々な要求を満たした
最適解なのだ。

尚、これでターンパイクと
芦ノ湖スカイラインを走ったら、
とても良かった。
思いっきり締めても、強度十分である。

繰り返すが、4点式シートベルトをしても、
しなくても、既成の3点式シートベルトは、
しっかり締めている。


追記

素人の悲しさか、この時は、
シートレールの固定ボルトが、
E型トルクスとは知らなかった。
華のようなへんなボルトだなと思ったし、
これはマツダ、特にロードスターでの
軽量化のためのものか?
なんて勝手に解釈していた。

10mmの普通のソケットレンチで、
緩め、締めていた。

まあ、できちゃったのよ。
山をなめなくて幸運だった。

5月3日ブレーキパッド交換前に、
あらためてE型トルクスソケットで
緩め、トルクレンチで締め付けた。

E型トルクスのソケットって難しい。
1サイズ小さいものも、あたかも
はまったように感じる。
実際は頭の半分だけがはまっているから、
力をかけると、すっぽ抜ける。
下手すると山をなめてしまう。

このシートレール固定ボルトは、
普通のソケットでは10mmだったが、
E型トルクスソケットでは、12mmだった
(かな?14mmだったかな?
その後のブレーキパッド交換で
忘れてしまった)。

締め付けトルクは、
ある資料によると、37.0〜54.0N・mとのこと。

そこで、トルクレンチは40N・mで
締め付けた。
狭いところで、回転が制限されると、
40N・mでもかなりの力であった。

しかしトルクレンチの練習もできた。

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