中年パワーリフター日記

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zoom RSS 大腿内転筋群断裂!!

<<   作成日時 : 2012/01/22 12:49   >>

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妻の抱っこで、撫でられるアル。
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うっとり。
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しかし、カメラのフォーカスの音が嫌い。
聞いた途端、顔をうずめる。
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やっちまった!

前回のスクワットで、大腿内転筋に痛みを感じたが、
無理して、トレーニングを完遂させた。
その後、痛みは徐々に治まったが、
デッドリフトはできなかった。

さらに数日が経ち、痛みはかなり良くなった。
しかし、やはり大腿を内転させると、ちょっと痛い。
でも、スクワットをやってみようと、ジムに行った。

バーだけ担いでスクワットをやると、
やはり痛みが走る。

考えてみれば、
前回のスクワット前は、通常の生活では痛みはなく、
それでもスクワットで激痛だった。
今回は、通常の生活で痛みがあるのだから、
スクワットをやれば、前回以上の痛みがあるのは当然。

しかし、痛みがあるとわかっていれば、耐えられるし、
痛くても完遂できればいいんだからという、
刹那的な考えで始めた。
痛みが強くなったら、止めよう。

60kgでアップすると、かなりの激痛だ。
前回の痛みと同じぐらい。
しかし、回数とともに少し改善した。

いつもなら112.5kgに進むところだが、
慎重になって、90kgでやってみた。
すると、痛みは少し良くなった。

では、ということで、112.5kgを担ぐ。
降ろして切り替えし!
挙げの途中で、ブチッ!、ブチッ!
痛みとともに、左の大腿の内側から鼠径部に、
衝撃が走った!
やばい!!やっちまった!!!

ゴムをちぎった時というか、
さきいかをちぎった時の感覚。
瞬間的に、筋肉が断裂した(いわゆる肉離れ)と理解した。
しかし、挙げの真っ最中で、
スティッキングポイントを超えている。
ここで力を抜いたら、セーフティーバーに落ちる。
100kg以上のバーを数十センチも落としたら、
どんな状態になるかわからない。
最悪、さらなる怪我をする。
しょうがないので、痛みをこらえて、挙げきった。

バーをラックに戻して、分析してみる。
痛みは、意外にも軽くなっている。
しかし、あのちぎれる衝撃は、明らかに筋断裂。
鼠径部から、内転筋の方向へ放散する、
鈍い痛みと、違和感がある。
動くは動く。内転もできる。しかし、おかしい。

すぐにトレーニングを終了し、ロッカーから脱衣所へ。
鏡で見ても、明らかな変形はない(注1)。
圧痛もはっきりしない。
皮下出血もない(注2)。
大腿動脈、膝窩動脈、足背動脈とも拍動は正常。

注1:完全断裂など、重症の場合は、
   腫れるところと、へこむところが
   明らかになることもあるそうだ。

注2:受傷後十数分だから、深部の出血が、
   表面に出ることは少ないが、
   動脈性の出血等なら出てもおかしくない。

股関節を進展させると、下腹部が痛い。
だから、やや前かがみで、膝を若干屈曲させて歩く。
それなら、歩ける。
HONDAの二足歩行ロボット、ASIMOのような歩き方だ
(妻に言わせると、「おじいちゃんの歩き」)。

すぐにジムを出て、電車に乗って、
病院に行ったが、土曜日の時間外だから、
内科の先生しかいなかった。

筋肉の断裂の診断には、MRIや超音波が良いらしいが、
すぐにMRIを撮ってもらえそうなところはないし、
超音波はあるが、専門外だからわからないとのこと。
CTは、128列の0.625mmスライスができるから、
大きな断裂ならわかるのではないか?
ということでCTを撮ってもらった。

2D、3Dでいろいろな断面で見ても、
明らかな断裂は認められなかった。
出血も、明らかなものはないが、
受傷からの時間が短いから、
筋肉と区別できないだけかもしれない。

重症の完全断裂でなければ、
手術適応はなく、保存的治療だけらしい。

アキレス腱断裂ならともかく、大腿内転筋だし、
痛みは我慢できるし、歩くこともできるから、
緊急性はないのだろう。
土曜日の時間外に整形外科へ
緊急受診する必要はないと判断された。
痛みがコントロールできるなら、
週明けに、知り合いの整形外科に受診することになった。
専門外だから、間違った判断かもしれないが、
信じることにした。

陰部の剃毛と、湿布、あとは安静。


そして、今朝。
痛みは強くなった。
特に、鼠径部から下腹部が痛い。
何とか歩けるが、股関節を動かすと痛い。
咳やくしゃみをする時は、
下腹部を押えてするが、それでも痛い。
不用意にくしゃみをしたら、激痛でのたうつぐらい。

皮下出血は浮いてきていないし、腫脹もない。
出血はあっても、多くなかったようだ。
断裂した筋の量もそれほどではなかったと思われる。

大腿内転筋群で、最も断裂しやすいのは、
長内転筋らしい。
体操の開脚等でやってしまうことが多いとのこと。
私の場合、痛みの場所から、
もしかしたら、恥骨筋かもしれない。
鼠径靭帯に沿った痛みも恥骨筋なら説明できる。

痛みは、鎮痛剤が効くし、我慢できる。
出血も確認できないし、歩くこともできるから、
緊急手術は不要のようだ。
やはり、このままで、明日整形の先生に相談だ。
怒られるかもしれないけれど。

安静とともに重要なのは、鎮痛だ。
痛みで咳ができないのは非常に問題である。
腹部の術後と同じで、
痰の排出や、睡眠時に不顕性誤嚥した唾液等の
排出ができないので、無気肺や肺炎の危険が高まる。
よって、鎮痛剤は積極的に用いるべきだし
(我慢できても、鎮痛剤を使う)、
咳等の時は、下腹部を手で押さえることも必要だ。
もちろん、抗生剤の予防投薬は不適当だ。

鎮痛剤の胃への影響を考えると、
胃薬も積極的に使うべきだが、
PPI等の強い制酸は、議論のあるところだろう。

排便時に息みにくいので、
便は柔らかい方が良い。
過敏性腸症候群の私としては、ちょうど良い。


残念だけれど、悔やんではいない

無理をして、結局、とんでもないことになってしまった。
妻には、「おバカね」と言われたし、
その通りだと思う(注)。

注:以前「学校へ行こう」(V6)で出ていた、
  軟式globeの「パーク・マンサー」を思い出した。
  「アホだな〜」「そうだよ、アホだよ〜」
  「それがどうした、アホだよ〜」って感じ。
  YouTubeに動画があるらしい。


トレーニング再開は、最低でも2週間後、
場合によっては4週間後かもしれない。
筋断裂は、しっかり治さないと、
習慣性となる可能性があるらしいから、
しっかり治さなくてはいけない。

当然、力は落ちるだろう。
10kgならまだいい。
20kgぐらいは覚悟しなくてはいけない。
目指していた今年の試合出場は困難だろうし、
これまでの積み重ね:数年分が消え去るだろう。


悔しくないと言えば、嘘になる。
しかし、気持ちは意外にさっぱりしている。


もちろん、こうなるとわかっていたら、
今回のトレーニングはやらなかっただろう。

しかし。
筋断裂なんて生まれて初めてだったから、
予測がつかなかった。

このブログで書いてきたように、
中年の身体でトレーニングを続けるには、
痛いことも我慢しなくてはいけない。

若い人を含め、痛みを乗り越えられず、
脱落していった人を、あまりにも多く見てきた。

今回のことは、
我慢して乗り越えるべき痛みか、
無理してはいけない痛みか、
その判断ができなかったのだ。

優秀なトレーナーが付いていれば、
その判断が、事前にできたかもしれない。
「その痛みは無理してはいけない」といった、
アドバイスが得られたかもしれない。
しかし、プライベートで、独学の私には、
そんなトレーナーなど、望むべくもない。
よって、経験するしか学べる手段がないのだ。

今回のトレーニングをやらないで、
良くなるまで、安静にしていたら、
確かに大事にはならなかったかもしれない。
でも、それが良い選択だったかどうかは、
永遠に謎のままになっただろう。

今回の代償は大きかったが、貴重な経験だった。
骨折の時と同様、
あの筋肉が切れる感覚は、本当に勉強になった。
そして、その前の危険な兆候については、
乗り越えるべき痛みとは違うと、今は区別できる。
言葉では言い表せないが、感覚として十分理解したから、
もう今後は、このようなことは回避できるだろう。

トレーニング、特にスクワット厳しい種目である。
やめてしまいたい気持ちがいつもある。
筋断裂ということは、
心の力が、身体の限界を、超えたということである。

生理学的に言えば、大脳からの制御が、
Golgi腱紡錘による逆転伸張反射(医科生理学展望より)を、
超えたということである。

俗的に言えば、「火事場のバカ力」を
意識的に出すことができたということだ(注)。

注:本当は、筋が障害を受けていて、
  逆転伸張反射を起こす力よりも
  少ない力で、断裂したということだけれども。
  また、加齢によって、
  結合組織等の強度が低下していることも
  影響しているのかもしれない。
  それでも、生まれてから今まで、
  そこまでできるほどのトレーニングはできなかったし、
  今回、初めて極限までできたということは確かである。

結果は悪かったが、筋断裂という強い痛みを、
乗り越えられたことも、満足である。

さらに、CTや視診で改めて内転筋を見ると、
思っていた以上に、大きく発達していた。
断裂を起こすぐらいの筋力が付いていたということだ。

「肉離れを起こした」というだけで、
アスリートの仲間入りをした気分もある。
あとは、「疲労骨折」なんてものがあるが、
これは痛そうだから、経験したくない。


歩くのも座るのも痛いし、
トレーニングできない焦りもあるが、
何だか、とても充実感が得られた、故障であった。


ちなみにジムで検量したら、76.3kgだった。
体重はまずまず。
筋断裂が起きているのに、
体重計に乗っている自分の姿は、
やはり、おバカという感じ。

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